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こんにちは、アクア(@baguuse No7)です。
- 家庭菜園でキュウリを作りたいけど経験がない
- プランターでキュウリを作ったことがない
- ちゃんとキュウリを収穫できるか不安
- プランター栽培の注意点がわからない
今回は、こう言ったお悩みにお答えしていきます。
- 家庭菜園初心者
- キュウリを初めて栽培する人
- プランターで栽培してみようと考えてる人
- 苗を植えてから収穫までの流れを知りたい人
プランター栽培は、畑や庭がない人でもできる栽培方法です。
僕は、露地栽培ばかりやってて
今回、初めてプランターでキュウリを作ってみました。
皆さんと同じように、わからないことや疑問に思ったことなどたくさんありましたので、勉強したことを共有していきたいと思います。
🔴プランター栽培と露地栽培のかんたんな違いは次の表のようになります。
栽培方法による違い | プランター栽培 | 露地栽培 | ||
初心者向け? | 初心者向けです | 中級者・上級者向けです | ||
連作障害は? | 毎回新しい土を使うので、 心配ない |
同じ土を使うので、 連作障害が出やすい |
||
雑草退治は? | かんたん | 大変 | ||
天候の影響は? | 受けにくい | 受けやすい | ||
手軽さ | 手軽に始められる | プランター栽培に比べ、 道具や準備が必要 |
||
耕す作業 | 耕す必要はない | 耕す作業が重労働 | ||
初期費用は? | プランターやジョウロなどの 小物があればいいので費用は少なめ |
機械類が必要になるため 費用がかかる |
||
害虫予防は? | 面積が小さいので楽 | 大量発生させると大変 | ||
成長に限界は? | 根のはり方に限界があるため、 成長にも限界がある |
成長に限界がなく、 ぐんぐん育つ |
||
根腐れは? | 根腐れしやすいため、 水のやり過ぎに注意 |
根腐れの心配はない | ||
収穫量は? | 少ない | 多い |
露地栽培で作ってみようかな?という人は『【キュウリ】家庭菜園初心者におすすめ!地植え栽培で上手につくる方法とは!』の記事をご覧ください。
🟢露地栽培をやりたいけど、場所がないという人は、近くのシェア畑を探してみてはいかがでしょうか。
全国各地に少しずつ広がってきているこちらを参考にしてみてください。
みんなで育てて、みんなで食べる【シェア畑】シェア畑がなんなのかもっと詳しく知りたい人は、こちらの記事【今人気のシェア畑ってどんな感じなの?】メリット・デメリットを徹底検証!市民農園との違いとは?で詳しく説明していますので参考にしてみてください。
プランター栽培で準備すること
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- プランター選び
- 場所選び
- 土の準備
この3つを確認しましょう。
家庭菜園が初めてで何を準備していいかわからないという人は、「【家庭菜園】野菜作りを始める前に準備しておきたい7つ道具!!」で詳しく説明しているので、ご覧ください。
1,プランター選び
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プランターの選び方には2つあります。
- サイズで選ぶ
- 材質で選ぶ
①サイズで選ぶ
キュウリは地上に大きく伸びていくので、大型か深型のプランターを選ぶとよいでしょう。
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②材質で選ぶ
一般的には、プラスチック製のプランターが多く使われており、種類も豊富で色や形も自分好みに合わせて選べます。
他にも素焼き製や木製、紙製、ハンギングバスケットなど種類はありますが、通気性・耐久性・重さなどに違いがあるため、気をつけて選びましょう。
参考までにいくつか紹介しますね。
おすすめ度 | 種類 | 通気性 | 耐久性 | 排水性 | 特徴 |
◯ | プラスチック製 | △ | ◎ | ○ | 種類豊富で好みに合わせて選べる。また、軽くて移動が簡単 |
△ | 素焼き製 | ◎ | × | ◎ | 植物を育てるのにとても向いているが、重くて壊れやすい |
△ | 木製 | ○ | △ | ○ | 見た目がオシャレで、インテリアとして重宝する |
× | 紙製 | ◎ | × | ○ | 長期間栽培するキュウリには向いていない |
× | ハンギングバスケット | ○ | △ | ◎ | インテリアとして映えるが、乾きやすいため頻繁に水やりが必要で、キュウリには向かない |
🔴プラスチック製プランターはこちら
超初心者の人には、かんたんに組み立てでき、支柱とネットもついているこちらがオススメ!
幅が45cmで高さは180cmあり、ベランダなどの狭いスペースに最適です。
🔵素焼き製のプランターはこちら
通気性と排水性が高く、植物を育てるのにとても向いているのですが、重たくて割れやすいのが欠点。
🔵木製プランターはこちら
素焼き製より軽くて壊れにくく、通気性や排水性もある程度高いプランターです。
🟢紙製プランターはキュウリには向いていません
キュウリは水と土をたくさん必要とする野菜で、長期間栽培するため紙製では耐久性が低く持ちこたえる事ができません。なので使用は控えましょう。
🟢ハンギングバスケットもキュウリには向いてません
インテリアとして映えるプランターですが、ベランダや室内にぶら下げるタイプなのでキュウリには向いてません。
2,場所選び
キュウリ栽培で庭や畑がない人は、ベランダや玄関前などがあると思います。
場所選びとして気をつけることが5つあります。
- 日当たりと風通しの良い場所を選ぶ
- 室外機の風が当たらない場所を選ぶ
- 壁で挟まれて風通しが悪い場所は避ける
- 非常口や排水口の廻りは避ける
- 隣人への配慮
3,土の準備
プランター栽培では野菜に適した土を選ぶ必要があります。
購入する前にどんな土が最適なのかを知った上で購入しましょう。
- 通気性、排水性がいいもの
- 保水性があるもの
- 異物混入がないもの
- 有機物を含むもの
初めてキュウリを作る人は、培養土を買うと良いです。
キュウリは実物野菜ですので、リン酸を多く含むこちらの培養土をオススメします。
苗選びから収穫までの流れ
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- いい苗の選び方
- 植え付け
- 支柱たて・つるの誘引
- 追肥
この4つのことを守れば、初心者の人でも美味しいキュウリを長く収穫することができます。
1,いい苗の選び方
- 葉の色が濃くて厚い
- 本葉が3〜4枚(写真の①〜④は本葉の数です)
- 双葉がしっかりついている
- 節間が詰まっている
- 病気に侵されていないもの
- 根が適度に回り白いもの
🔴夏すずみは、ウイルス病に強く長期収穫できる歯切れの良いサッパリとしたキュウリです。
初心者の人でも品種選びに迷ったら、とりあえずこの品種を選んでおけば大丈夫です!
2,植え付け
植え付ける際は、ポットから取り出す時に根鉢を崩さないよう注意しましょう。
根鉢の肩を優しく落として、プランターの植え穴に入れ、周りの土を集めて根鉢が隠れるようにします。
最後に仮支柱を立てて軽く縛った後に、水をたっぷりあげれば植え付け完了です。
3,支柱たて・つるの誘引
10日ほど経って40cmくらいの草丈に伸びたら、つるを支柱に誘引していきます。
支柱はベランダや玄関前のスペースと相談しておよそ長さ1,5mくらいのものを使い、しっかりと土に差し込みます。
親づるは倒れないように支柱にひもで軽く固定します。(8の字結び)
結び方は、8の字状に結ぶのが基本で、キツく締めてしまうと生長を妨げてしまうため、緩めに結ぶのがポイントです。
🔴8の字結びがめんどくさい人はこちらがオススメ!このクリップを使えばかんたんに植物の茎と支柱を固定できキュウリの垂れ下がりを防止できます。
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4,追肥
植え付け2週間後に、1回目の追肥を行います。
追肥(ついひ)の種類
- 固形肥料
- 液体肥料
- アンプル型
追肥は、生育途中や収穫後に施します。
目安としては、50cmほどの草丈になって株がしっかりしてきたら追肥を行うといいです。
毎日水を与えるため、肥料成分が土に残りにくく流れ出してしまうので、大体2週間のペースで追肥を行ってください。
🟢固形肥料
生育途中や収穫後にほどこす肥料で、表面にパラパラと広げたり土の中に混ぜ込んだりせて使用します。まし土や土寄せと同時にできるのが利点です。
🟢液体肥料
液体肥料は500倍に水でうすめて一週間に一回ずつ与えるだけで美味しく育ちます。
液肥タイプは水で薄めるだけなんで僕もよく使っています。とても手軽でかんたんに追肥できるのでオススメです。
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🟢アンプル型
アンプル型は生育中の肥料で、お手入れする時間がない人に適しています。
成分が少しずつ溶け込む仕組みで、株元から少し離したところに差し込みましょう。
上手な収穫の仕方
水やりと追肥の管理をしっかり行っていれば、綺麗な黄色い花が咲いてきます。
茎葉が伸びすぎたり、病害虫にやられたり注意深く観察しましょう。
- 摘葉(てきよう)・摘芯(てきしん)
- 病害防除
- 収穫
1,摘葉(てきよう)・摘芯(てきしん)
通常の支柱で育てると、3〜4葉おきに茎を支柱に結びつけ、上に伸ばしていきます。
本葉2枚を残してその先の子づる、孫づるは摘芯していきます。
ベランダや玄関前で栽培すると、洗濯物や来客・お隣さんなどに影響を与えますので、摘葉摘芯は必ず行いましょう。
茎葉が茂りすぎると、病害虫も発生しますので注意深く観察しましょう。
摘葉とは?
無駄な葉を摘み取って日当たりと風通しをよくする作業。
摘芯とは?
野菜の生長を促すためのお手入れです。
そのままにしておくと、先っちょだけ伸びすぎてボサボサになったり、花が咲きづらくなったりして実ができにくくなるため摘芯を行います。
摘芯しないと、伸びすぎて風通しが悪くなり、病気や害虫の被害にも遭いやすくなるため、必ず行いましょう。
2,病害防除
茎葉が込み入ってくると生育が悪くなり、病気にもなりやすいため株の下の方から病気になった葉や古くなった葉を取り除いてください。
病害虫が見られたら、すぐに防除作業を行いましょう。
🟢キュウリの病気と害虫両方に対応しているこちらが僕のオススメ!
収穫前日まで使用でき、逆さにしても散布できるため、葉の裏にいる害虫にも効果的です。
3,収穫
収穫は、植え付けしてから、約40日ほどで収穫が始まります。
18〜20cmくらいになったら、どんどん収穫していきましょう。
大きく育ててしまうと、株が弱ってしまうため大きくなりすぎないように注意してください。
ヘタの上のトゲに注意しながらハサミで切り取りましょう。
🟢ハサミは剪定や収穫など、頻繁に使用するので自分の手にあった使いやすいものを選び、肥料や水がついたままにしておくと錆び付いてしまうため、お手入れはしっかりしましょう。ちなみに、僕はこちらの錆びにくいステンレス製のハサミを使用しています。
- 雄花は料理の添え物に
- 長さ10〜12cmは味噌をつけてもろきゅうに
- 通常は21〜22cmですが、さらに大きくなった場合は酢の物にしたり、炒め物にしたりするのもいいですね
最初の2〜3果は、株を疲れさせないように、若採りしましょう。
まとめ
水分を多く含むキュウリは、夏バテ予防にぴったりの野菜で初心者でも栽培しやすい野菜の1つです。
ポイントさえおさえれば、庭や畑がない人でもプランター栽培で誰でも上手にキュウリが作れます。
- プランター選び・・・深型か大型のプランターを選ぶ
- 場所選び・・・日当たりと風通しの良い場所を選ぶ
- 土の準備・・・リン酸多めの培養土を買う
- いい苗の選び方・・・双葉がしっかりついていて、葉の色が濃く厚いものを選ぶ
- 植え付け・・・ポットから優しく取り出して植え付けた後、たっぷりと水をやる
- 支柱たて・つるの誘引・・・親ズルが折れないように支柱に紐で固定していく
- 追肥・・・2週間に一回のペースで追肥する
- 摘葉・摘芯・・・伸びすぎた茎葉は切ってスッキリさせる
- 病害虫防除・・・病気の葉や古くなった葉はすぐに取ってしっかり防除する
- 収穫・・・18〜20cmくらいになったらどんどん収穫しよう
プランター栽培で作れるようになってきたら、家庭菜園初心者脱却ですね!
将来、畑や庭がある家に引っ越す予定だったり、実家に帰ったら畑があったりする人は
ぜひ露地栽培チャレンジしてみてください。
🟢露地栽培をやりたいけど、場所がないという人は、手ぶらで行けるシェア畑も全国各地に少しずつ広がってきていますのでこちらでお近くの畑を探してみてはいかがでしょうか。
九州には2022年4月にららぽーと福岡にオープンしました。
みんなで育てて、みんなで食べる【シェア畑】シェア畑がなんなのかもっと詳しく知りたい人は、【今人気のシェア畑ってどんな感じなの?】メリット・デメリットを徹底検証!市民農園との違いとは?で詳しく説明していますので参考にしてみてください。
空きがなくなり次第順番待ちになりますので、気になる人はぜひ検討してみてくださいね。
お気に入り登録してもらったりSNSフォローしていただけると、うれしいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!